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平和の毒に侵されているフジテレビ政治部長-プライムニュース書き起こし(2)
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久しぶりの更新です。お休み宣言の記事にもたくさんの拍手をいただき、ありがとうございました。皆様、いかがお過ごしですか。
さて、先週の木曜日放送の「プライムニュース](BSフジ)の書き起こし2回目。ぼやぼやしているうちに、すっかり古いネタになってしまいました。読んでもらえるかな
しかも、どう考えても、今、この名前を出したら、「あんたはコイツを支持すんのかい」と総バッシングがきそうなこの方がゲスト。

「”起て!日本人”石原都知事が非常事態宣言 」

石原都知事は再出馬にまんざらでもないようにお見受けしますが、私は、「青少年健全育成条例の改正」は間違いなく、大きな逆風になると思います。著名な方々や出版社まで、向こうに回してしまいましたよね。
(親としては「ええぇ!?これ小中学生が読むの!?」とぎょっとするようなマンガを目にすることもあって、ちょっと勘弁してよ・・・と以前から思っていました。が、今回の改正案は規制対象が曖昧すぎて、拡大解釈を招く可能性があるんじゃないか、問題点を放置したままに、拙速にことを進めないでほしい、もっと慎重に議論を重ねてほしいと思っています。今回のことを許してしまったら、「お上の規制」は他のことにも及んでいくのではないかという不安もありますし。この件については、まだまだ不勉強でして、浅いコメントで申し訳ありません。)
もともと、石原都知事には、支持できない施策や発言も数知れずあり、人間的にも好きか嫌いかで言うと、お近づきになりたくないタイプです。
今回も、過去の自慢&誰それと親しいバナシやあなたに言われたくないよ発言が随所に挿入されて、私も書き起こしをしながら、萎えそうでしたから
まあ、それでもついつい最後まで書き起こして思ったのは、「よくもわるくも石原慎太郎」なのだなということでした。
マスコミの情報封殺が続いている今の日本において、「それ」が石原都知事に発言であるために、マスコミが報道するというものも少なくありません。
産経新聞はネット記事で、石原都知事の会見を詳細に掲載しますが、そのなかに、「よくぞ言ってくれた、慎太郎にしか言えない発言」というものも、あるんですよね。
今回も、反町&八木キャスターを叱り飛ばすような場面も見られますが、真っ向から、「マスコミ、しっかりしろよ」とこれだけはっきりテレビで仰るのは、都知事をおいてほかにはいないようにも思います。
    
参考-「日本の巡視艇の乗組員が銛で突かれた」(石原都知事)報道2001にて発言(拙記事)


が、私にとって、「石原都知事の非常事態宣言」はあくまでも表のテーマで、ある意味、「知名度を利用」させてもらう記事でもあります。
隠れテーマは、反町&八木キャスターの、おくちぽかーんになっちゃうよ発言の数々です。
おバカな「ふり」をしているのか!?とさえ思ってしまうほどでしたが、毎日、著名な政治家や知識人の話を目の前で聞いていながら、この危機感のなさはなんだろうと、むしろ、興味深く、いろいろなことを考えさせられました。 しかも、反町キャスターは「フジテレビ政治部長」らしいですよ

そして、もうひとつの隠れテーマは、HPにアップされている「ダイジェスト動画」との比較です。安倍氏と与謝野氏が出演された時のダイジェスト同様、思わず、うなってしまう編集でした。
第一回の書き起こし記事で「知名度は、石原都知事>佐瀬昌盛氏だろうけれど、発言の重要性は、石原都知事<佐瀬昌盛氏だ」と書きました。
自分が思いっきりたくさん話しておきながら、佐瀬氏のおはなしの大事なところにも割り込んでくる石原都知事のおかげで、ただでさえ、佐瀬氏の発言が少なくなっているのに、ダイジェスト動画でほぼカットされています。
意地悪く、書き起こしとダイジェスト動画部分でカットされて部分がわかるようにしてみましたので、「マスコミがどういう方向へ視聴者を誘導しようとしているのか」の一端を、皆様にも垣間見ていただけるのではないかと思います。
前置きが長くなりましたが、始めます。

「プライムニュース」(BSフジ」のHPはこちら
  
『内憂外患!どうなる?菅政権④』 (番組HPより) (2010.12.9放送)
 石原慎太郎東京都知事らを迎え、“日本の国としての成り立ち”を根本から考える。
 敗戦から65年、日本は政治、経済、外交など、様々な分野で問題を抱え“制度疲労”が起きている。占領国アメリカに骨抜きにされた日本の主体性を、いかにして取り戻せばよいのか? 石原知事が、非常事態に直面するわが国の病巣を摘出、「憲法改正」から「核武装論」まで、タブーなき提言をぶちあげる。

ゲスト: 石原慎太郎 東京都知事
佐瀬昌盛 防衛大学校名誉教授
(国際政治学者。専門はヨーロッパの国際政治、安園保障論。著書に「西ドイツの東方政策」「摩擦と革命」など)


※以下、ダイジェスト動画ではカットされている部分
   
ナレーター
「今年9月に起きた尖閣沖中国漁船衝突事件、ASEANでの日中首脳会談キャンセル、さらにロシアのメドベージェフ大統領による北方領土訪問。このところ、日本は他国に翻弄されるばかりだ。
昭和20年、日本は戦争に敗れ、以来、アメリカの核の傘の下、高度経済成長に邁進した。
そして、世界の大国と肩を並べ、国際社会をリードする国となった。
しかし、現在の日本は長引く不況、政治不信、社会の制度疲労など、問題は山積みだ。
戦後65年、堕落してしまったかに見える日本。わが国は一体どこへ向かうのか。
今夜は石原伸太郎都知事が真の日本自立の道を指し示す。」
(テロップ「本日のテーマ-”起て!日本人”石原都知事が非常事態宣言)

(「こんな女に誰がした」(星の流れに)という歌をBGMにして語る、フジテレビの小林論説委員の発言などは省略)

八木キャスター
「まずは、一番記憶に新しい、尖閣沖衝突事件をめぐる日本の対応、石原さんはどのようにこの一連の対応を見てましたか。」

石原都知事
まったく無様極まりなくてね、国辱でね、半分くらい国を売った振る舞いだと思いますよ。」

八木キャスター
「特にどの部分が問題だと思われるんですか。」

石原都知事
「何から何までそうだけど、やっぱり、政府が責任回避して、地方の次席検事に責任を押し付けるなんてね。法相はね、あの次席検事を出世してやらなけりゃ、かわいそうだと思いますよ。
それで、なんでこんなことになるのかっていったら、やっぱり、平和の毒にね、政府も含めて国民がね、侵された結果だと思う。
その意味で、国が何を失ってきたかって言ったら、国力がなくなった
外交問題でもね、言うことを言って突っ張る、その背景になる力がなくなった
その力が何かって言ったら、私は軍事力だと思います。軍事力の最たるものは、やっぱり核だと思います
しかし新しい技術体系もできてますけれど、核の問題については佐瀬先生が来てらっしゃるから、あとでとっくり伺いたい。私も。
だけどね、とにかく、国に力がなくなった。持つべき力を持ってないから、外交交渉でも経済交渉でも全部押し切られて、とにかく。まあ日本は、言葉は悪いけど,NHKではやめろというかもしれんけど、アメリカの妾できたんだ。その結果、このざまになっちゃった。
平和は大事ですね。でもね、平和っていうのはやっぱり、自分の犠牲とか努力によって培われるもの で、何もせずに、全部アメリカさん任せで来た。その間、経済の収奪もあった。
たとえば、日本の国防産業なんてアメリカに抑圧されて、今日、アメリカのパーツメーカーに出しているわけだけど、そんなこんなも含めてね、我々はやっぱり、自分の足で立つことですよ。その足が萎えちゃってるんだからその足の力が何かって言ったらね、それはやっぱり、結局、煎じ詰めると軍事力なんだ。その軍事力を何を持って担保するかって言ったら、これからいろいろ議論もあるでしょうけれど、まあとにかく、持つべきものを持ってない。」

八木キャスター
「そうすると、そのベーシックには、軍事力が弱ってしまったから、ということですか」

石原都知事
「そうですね。だって、日本に何の軍事力がありますか。」

八木キャスター
「う~ん。その部分について考えてこなかった・・・」

石原都知事
「きてませんね。」

※ダイジェスト動画ではここまでカット。ダイジェスト動画はここから。
反町キャスター
戦後の日本は、戦争放棄して、平和憲法の元、軽武装国家として、経済の繁栄をここまで成し遂げたと。そのこと自体に関してはどのようにお考えになるんですか。」

石原都知事
「いや、経済だってね(苦笑)、持つべきものを持ったら、もっと膨張して、もっと強い経済になったと思いますよ。」

反町キャスター
「ほぉぉぉ」

石原都知事
「その間に、一体アメリカにどれだけ収奪されてきましたか。ただ、小泉内閣の時にやった市場原理主義なんていうのはアメリカの抑圧でしょ。僕はあんなもの、完全に間違ったと思いますよ。
ま、そんなことも含めてね、やっぱり、日本は自分の言うべきことを言う、すべきことをする、その立場を失っちゃってきた、その背景は国力、国力は何かって言ったら、残念ながら煎じ詰めれば現実の中でね、軍事力なんですよ。その軍事力の背景にあるものは現在ではね、使うことはないにしても、持ってる・・・。
僕は参議院で出た時から、核拡散防止条約、こんな片務条約はないんです。これは持っている国にとっては完全に有利だけれど、持とうとする意欲を持っている国にとっては、こんなに・・・なんていうのかな、抑圧的一方的な条約はない。
こんな問題もね、幸い、新しい技術体系ができてきたようですから、あとで申しますけれどね、そういうものを背景にして、世界の歴史が大きく変わりつつある今ね。たとえば、もっと端的に言うとね、今のイスラムの、テロも含めた反乱というのは歴史の報復ですよ。これぜったい白人社会は勝てないね。」

反町キャスター
「ほぉぉ」

石原都知事
「勝てませんよ。しかしね、負けるか、どっちが勝つかわからない。その決着はなかなか時間がかかるでしょうが、この大きな歴史のうねりの中でね、大きな混乱がこれからやってくるその中で、中国がそれに対してどういう態度をとるか、宗教のない国だけども、便宜的には。
そういうものを考えると、白人社会を代表している、と称しているアメリカと、中国なり、あるいはイスラムの勢力の台頭の中でね、日本がどういう形で身を処していくかっていうのはものすごい大きな判断がいると思う。そのためには、現実的に、確実な積み上げをしていかないとね、この国は持たないし、全然発言力もなくなってくる。」

反町キャスター
「尖閣の話に戻ると、たとえば、軍事力が日本に・・・まあ、それなりに整っているという人もいますけれど、日本にもっと軍事力、もっと端的に核兵器があれば、あの尖閣におけるああいう衝突なんていうのも起きない、というおはなしなんでしょうか。」

石原都知事
「それはね、あとで佐瀬先生にとっくりと言ったけれど、佐藤内閣時代、沖縄返還やった時に、核は持たずつくらず持ち込まずという三原則をやったんだけれども、実はね、これは自民党の党是だから反対するならやめたまえと親しかったから、言われました。しかしね、実はそうじゃない。この間、佐瀬先生に聞いたらね、佐藤さんは沖縄返還交渉をやったニクソンの前のジョンソンにもね、『日本は核を持ちたい。持つつもりがある』と言ってるんですよ。」

反町キャスター
佐藤さんがですか

石原都知事
「そうです。言ってるんですよ。」

佐瀬氏
「言ってるんです。」

反町キャスター
ほぉぉぉ

石原都知事
「それからね、佐藤時代にね、村田って、この間死んだ外務次官やったその人がね、課長の時代に、ドイツと協力して日本と核を持とうと言ってる、オファーもしてる。ドイツは他の事情もあって、もっと確かなことをした、現実的な。これやっぱり、政治家の知恵というか、あのころの政治家というのは、やっぱり単細胞じゃなくて、佐藤さんというのはお兄さんの岸さんに比べると、岸さん、カミソリみたいな人だったから、かなりの***けれどね、やっぱり、こういうこと考えたんだなと。私はやっぱり政治家の力量というものを感じましたね。
もしあの時にね、どんな形でも日本が核を持っていたら、核を持つ努力をしたら、尖閣の問題はぜったい起きなかった。北朝鮮による日本人のあれだけたくさんの人間の拉致、要するに、誘拐というのもなかった。アメリカの日本に対する経済搾取もなかった。私は現実は違っていると思います。」

八木キャスター
「佐瀬さんはどういうふうに思われますか。」

佐瀬氏
「あのね、今、石原都知事が仰ったね、あの時に日本が核を持っていたら、その後の、なんていいますかな、日本の国際的地位は大きく変わったと思います。」

反町キャスター
「ほぉぉぉ」

佐瀬氏
「大きく変わって、」

八木キャスター
「それはかなり強い発言力を持てたという風に」

佐瀬氏
「そりゃそうです。
※以下、ダイジェスト動画ではカットされている部分

ただね、それは一面においてはそうですけれど、他面においてそれには大きなリスクを伴いますよね。
だけどね、尖閣の問題で私が強く感じたのはですね、私、びっくりしたんですけどね、それまではね、いろんなものを見てごらんなさい、日米”同盟”という言葉はいっぱいみんな使ってたんです。これはね、ある時にね、鈴木善幸首相っていうのがですね、『日米同盟に軍事的な意味はない』なんていって、物議をかもしたんですけけれども、それはともかくとしてね、その頃はだから、”同盟”という言葉は使わなかったのに、この頃はね、10人が10人とも日米”同盟”で、日米”安保”ということはほとんど使われなくなった。ましてや、日米安全保障条約と、これすらもが略称ですけどね、その条約名ですらもがみんな、言わなくなってたんです。
ところがどうです。尖閣一発で、アメリカは日米安保条約第五条の適用を明言してくれるのかどうなのかと、みんな、それになっちゃったわけです

アメリカはそこである意味、明言したわけです。これは、対象になりますと。5条の適用対象になりますと、こういったわけですね。」

<フリップ>
クリントン米国務長悪寒発言『日米安全保障条約第五条が尖閣諸島に適用される』
(N.Y.にて前原外相・談 現地時間9月23日朝)
『日本国の施政の下にある領域におけるいずれか一方に対する武力攻撃に対し日米両国が共通の危険に対処するよう行動する』

みんな、それでもって、安心しちゃったわけです。
でね、それはね、ある意味ではね、じゃあ昨日までは一体何を言っていたの、昨日までは一体何なのと。
みんな、条約名、忘れていたに等しいんですよ。
それが一挙に、条約条約条約5条5条5条と言い出した。だけど、それと同時に言わなければいけないのは、5条のことはみんな思い出したと。5条の中身が問題だと。」

反町キャスター
「ほぉ」

佐瀬氏
「『日本国の施政の下にある領域におけるいずれか一方』-これ、いずれか一方っていうのは、日米いずれか一方ですね-『に対する武力攻撃』、武力攻撃のところに赤線引いてもらっていますけれど、それもまだね、両国の憲法の手続き云々のところが抜けてますけどね、『日米両国が共通の危険に対処するよう行動する』と。
これをですね、言ってくれたらね、みんな安心したわけです。
だけども、ちょっと待ちなさいよと。
確かに、尖閣は日本の施政の下にある、それは確かだと。
ところが、いずれか一方に対する武力攻撃というんですけれど、武力攻撃というのはね、これはこの前の尖閣の事件は武力攻撃じゃないですよ
。」

石原都知事
「まったくそうです。」

佐瀬氏
で、そういうものをですね、5条がカバーしてくれるのかなんて、とんでもないですよ。全然違いますよ。」

八木キャスター
「漁民が来たりした場合は適用されないということですね。」

佐瀬氏
「ああ、全然違いますよ。だから、私はその時に言ったんですけれども、まあ、漁船をぶつけてきた国ですね、あの国は私はバカでないと思います。」

反町キャスター
「ほぉ」

佐瀬氏
だから、バカでないから、これを知っていたらですね、」

石原都知事
「5条を逆手に取るんだ、民間人だ、彼らは。彼らが占領したってね、5条は適用されない。」

佐瀬氏
武力攻撃と呼ばれるレベル以下の事柄で、やってきたら、5条、適用できないです。
だから、そこのところを誤解するなと言ったんですね。
それはともかくとしてね、なんでこんなに急に安保条約が思い出されたんだと。安保条約の重要性をみんな言うようになったんだと。
そこで大事なのはですね、もうひとつ、日本人、あんまり考えてないのか、あるいは楽観的に考えているのか、安保条約というのは何回でも適用可能なように思ってるんじゃないかと思います。この5条はね。だけど、こんなものはね、適用はね、極端なことを言ったら、一回きりです。」

石原都知事
現にね、あの時、ヒラリーの下の国務次官補のクローリーはね、実は日本の政府に『穏便に解決しろ穏便に解決しろ』って圧力をかけてきてるんですよ。仙谷か誰か知らんけど、それでね、沖縄の地方の次席検事に下命したんでしょう。それで彼の責任にかぶせてね、要するに犯人を開放したんだ。ま、そういうことです。」

八木キャスター
「いったん、お知らせを挟んで、さらにこのお話伺っていきます。」

(CM)

※ダイジェスト動画のカット部分はここまで。動画はここから。
八木キャスター
「まずは、日本の安全保障について伺っていて、尖閣沖の衝突事件で、クリントン国務長官の発言、第5条が尖閣諸島に適用されるということについて、いろいろ伺っているんですけれども、石原さんはこの発言について、どのように受け止めましたか。」

石原都知事
「なんの発言?」

八木キャスター
「この5条の・・・」

石原都知事
全然信用できない。」

反町キャスター
「ほぉぉぉぉ」

石原都知事
「それはね、この間、皆さんが非常に信用している外務省出身のの岡本行夫くん。私の後輩で、よく親しい。それから、ワシントンの**でね、ソサイエティに入っている唯一の日本人、NHKの総支局長の日高君とも話しました。
ふたりに、尖閣で紛争が拡大して戦争状態になった時に、アメリカが日本を守るか、守れるかって聞いたら、ふたりとも、『守りません。守れません』って言いました。それが本音だと思います。
ですからね、クリントンがこういう大見得切ってもね、クローリーが圧力をかけてくる。
それからね、アメリカがへとへとになっててね、アフガン、イラクで手を焼いている時に、中国相手に本格の本式の戦争なんかする余裕もない、する気もない。
それでね、戦争権限法っていうのがあるわけですよ。これはね、NATOには適用されてませんよ、しかし、安保には適用されている。これはね、戦争かなんか始まった時、60日間やって、らちが明かなかったらもう、議会が採決したら、アメリカは手を引くんだ。これは日本とアメリカの間に適用されててね、日米安保なんて、みんな盲信しているけれど、その下にしかないんですよ。」

反町キャスター
「そういう前提に立った場合に、たとえば、今回、尖閣に中国の漁船が接近して、ぶつかって、こういうことになったと。我々は要するに、政権が代わると、しかも日米関係が危うくなると、いろんなところから手が入ってくるんだなと思って、非常に恐怖を感じるわけですよ。その恐怖を感じた我々に対して、アメリカのこの発言というのは、非常にある意味、安心感をもたらしてくれたというふうに僕らは受け止めるし、報道してしまいがちだったんですけれども、そこを突かれると僕らはつらいんですけれど、これはつまり、幻だったということですか、嘘っぱちの安心だったということですか。」

石原都知事
「嘘っぱちとは言いませんよ。しかし、スキバがいっぱいあるんです、これ」

佐瀬氏
「それとね、いいですか。割り込みますけどね、5条をアメリカが適用するかしないか、つまり、アメリカが行動をとるかどうかというのはですね、徹底的に、日本がね、本当の意味で防衛行動をとるか、それが絶対的な条件です。」

石原都知事
「そうです。」

※以下、ダイジェスト動画カット部分。
佐瀬氏
だって、いずれか一方に対する武力攻撃って言ったってですね、日本の施政の下にある領域でですね、まずアメリカが攻撃されるってことはないわけです、それは日本が攻撃される。
日本が攻撃されて、日本が『いやちょっとこことのところはしんどいので、最初からアメリカさん、やってください』。
それにはアメリカはぜったい付き合わないです。
まず、日本が全力を投入して、防衛行動をとるということが目の前で見られる場合にはアメリカが出るかもしれません
。」

※カット部分、ここまで。 以下、ダイジェスト動画部分。
論説委員
「それは具体的には、たとえば自衛隊が攻撃をするとか、そういうことですね。」

佐瀬氏
「攻撃というか、武力攻撃に対して、反撃ですね。本気の反撃を
※以下、ダイジェスト動画カット部分。
やるかやらないか、やれるかやれないかという問題もあります。
それから、さきほど、一回きりと言いましたよね。これ使えるのは一回きりと言いました。
なぜかと言ったらですね、これは、俗な言葉で言うと、戦争事態ですよね。」

八木キャスター
「こうなるってことはですね(フリップを示す)」

佐瀬氏
「戦争が終わって、5条適用が成功したかしないかということは、両方ともに反省があるわけです。そうしたら、その反省に基づいて、あの条約でよかったのかということが必ず出てきます。
そうすると、この条約はおそらくは何らかの形で修正されるとか、それはもう不可避ですよね。
だから、そういう意味で、反復適用できる条約だとは思わない方がよろしいです。」

石原都知事
「この問題でね、アメリカはね、本当にはらはらしたと思いますよ。
かつてね、クリントン政権の頃、忌まわしい事件だけれども、沖縄で黒人の海兵隊員3人が小学校5年生の女の子をレイプした。ちょうどその時にね、尖閣に香港の活動家と称する、これは特殊部隊ですよ、あくまでも民間人だけれども、尖閣に上陸して旗建てて、日本の保安庁が行って追っ払った時に、ひとりがあわてて、おぼれて死んだの。
その時に、向こうも激高したんですけどね、自業自得な話だけど。
その時に、モンデールという駐日大使が、アメリカの有力な新聞のひとつが、これ以上尖閣のホットフラッシュが拡大した時に、安保を適用するんですかと聞いたら、モンデールは言下に『NO』と言ったんですよ。これはけしからんはなしで、それだったら、なんのための安保かわからないし、こんなことを言わせていいのか、安保はね、信憑性がならないぞということを唯一僕が発言したら、モンデールは5日後に更迭されたの。
その時、ケンカルダーという、アメリカの駐日大使に初めて補佐官がついて、知日派のひとりだったんでしょう。私も外国人記者クラブの講演を聞きに行きました。そうしたら、ある人が『あなたの任期は何年ですか』って聞いたら、『モンデールさんがいる限り、2-3年いるでしょう』。
1週間後に首になった。それはね、別に快哉を叫ぶつもりはないけど、モンデールの言ったことはある意味正直だと思った。本音だと思う。共和党はね、野党だったために、ちょっとスタンスも違って、こんな大使を置いておいて、日米関係悪くなったらけしからんとモンデールは首になりましたが、実は、モンデールは正直なことを言ったと思うんですよ。」

※カット部分ここまで。ダイジェスト動画部分はここから。
反町キャスター
「領土、領海を守るために、国というのはどういう努力をしなければいけないのかって話だと思うんですけれども、たとえば、今の尖閣においてはまわりに巡視船、巡視艇が動いていても、島には人はいませんよね。日本の施設というのもなんら・・・まあ、灯台はありますけれども」

石原都知事
「あれだってね、最初は僕ら青嵐会がつくった。それで、青年社っていう政治結社がおカネを持っているんで、つくってくれました。それで、注文を付けて、運輸省に頼んで、立派な灯台にしてもらって、完璧に灯台を作ったらね、海図に載せない。外務省から横やりが入ってね、時期尚早。何が時期尚早なんですかと。あそこに、灯台が光ってて、海図に記載されない。今みたいに、GPSが発達している時代じゃなかったですからね、非常に危険なんですよ。それをあえてね、人命の安否に係わるおかしな状況を外務省が何のつもりでつづけたのかさっぱりわからない。
だからね、息子の時代に、国交相やった時に、ちゃんと正式に認めろって。あそこに初めてプレートを貼って、日本国の保安庁がこれを作ったってことにしたんですけどね、とにかく、あの頃から、日本の中国に対する姿勢っていうのはもうわけがわからない。」

反町キャスター
「たとえば、今の民主党政権もですね、来年度予算で南西諸島の島嶼防衛をどのくらい強くするかっていうのを常に中国がどう受け止めるかということを気にしているわけじゃないですか
たとえば、今、言われたみたいに、尖閣にもっと立派な公的な施設を作る、ないしは誰かを常駐させるというのは、理論的には日本の領有権を主張するために大切だと思うんですけれども、外交的な配慮というのはそこにはどういうふうにあるべきだとお考えになりますか。」

石原都知事
いや、だってさ、中国の主張っていうのはなんなんですか
日本がハーグの国際裁判所に提訴してね、あそこの領有権の問題で白黒つけようと思って提訴しても、原告が出ても、被告が出てこなければ、成立しないんですよ。
ただ、私も何度か行きましたが、なかなか人の住みにくい島なんです。学生たちは頑張りましたがね。
しかしやっぱりね、自衛隊なんだからね、何か月交代か何日交代か知らんけど、あそこに、日本の主権を象徴する自衛隊がですね、国土防衛ということで常駐するというのは最低限の配備だと思うけれど。自民党もやらなかったね。民主党もやらないね。」

反町キャスター
「それは、対中配慮というのがずっと続いていると見ていいんですよね。」

石原都知事
「そうでしょうね。それにアメリカがどういう風に介入してきて、どういう***はわかりません。」

反町キャスター
「それは、尖閣に自衛隊を常駐することをアメリカは喜ぶと思いますか。」

石原都知事
「それは、常駐しない限り、アメリカは本気になって尖閣を守るという**はしませんよ。」

反町キャスター
「はぁはぁはぁ。なるほど。」

(CM)





反町キャスターに対する今回のツッコミは軽く4つ。

<ツッコミどころ其の壱
-「戦後の日本は、戦争放棄して、平和憲法の元、軽武装国家として、経済の繁栄をここまで成し遂げた」>
  
以前、書き起こした「たかじん」のVTRと全く同じコメントです。
つい最近までの私もそう思っていましたし、これって、多分、多くの日本人にとって当たり前になっている認識ですよね。
私は、この認識事態、もう一度、本当に正しいのかどうか、考えてみる必要があると思っています。
<ツッコミどころ其の弐-佐藤さんがですか」>

って、あんた、知らんかったんか~い 
私、ただの専業主婦ですが、知ってましたよん。
くだらない芸能ニュースじゃなくて、何故にこっちをもっと大きく報道しないのかいと思っていましたから。
コトの発端は、10月3日夜に放映されたNHK番組「“核”を求めた日本・被爆国の知られざる真実」 です。
といっても、私、NHKはおかしな刷り込みをされそうで、ニュースチェックくらいしか見ないようにしているので、番組自体は見ていません。
これらの記事で読みましたが、いずれにせよ、テレビや新聞では10月には取り上げられていたということですよ。
フジテレビ政治部部長の反町さん、大丈夫ですか。
それとも、演技はいってましたかね。だとしたら、名優だわん

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↑佐瀬氏は産経の「正論」の与えられた紙面では書ききれなかったと、「『NHKスペシャル”核”を求めた日本』で語られなかったこと」という論文を寄稿されています。その中で、NHKの悪事を指摘し、「日本は『求めた』にもかかわらず『断念した』というべきだ」と結んでいます。



 

<ツッコミどころ其の参
-「アメリカのこの発言というのは安心感をもたらしてくれたと報道してしまいがちだった」>

だ~か~ら~
安心しちゃったらいけないんだって

「も~う、ど~うしようもない」民主党政権の外交-「たかじんのそこまで言って委員会(2010/11/14)」其の壱(拙記事)
   

しかも、自分のみならず、視聴者までも”偽りの安心”に引きずり込んだ罪は大きいと思うけれど、自覚しているかどうかは疑わしいな。
国内外の情勢によって、言うことがころころ変わるアメリカに自分の安全を預けることの怖さを感じないといけないと思うよ

私は、この尖閣の事件で理解すべきことは、最低限、以下の四点だと思っています。
  
・「日米安保に安心してはいけない」ということ。
  
・「日本が、本当の意味で防衛行動をとるかが、安保の絶対的な条件」ということ。
  
・「武力攻撃と呼ばれるレベル以下の事柄で、やってきたら、安保5条は適用されないこと」。
そして、中国が他国に対して行ったことから学べば、その可能性が極めて高いということ。
  
・現状(日米安保と憲法9条を前提にした)における、これから起こりうる事態についての具体的なシュミレーションを、国民の間で共有すること。
      

で、ダイジェスト動画では、かろうじて、上の二つがなんとなくはわかるけれど、佐瀬氏の安保についての具体的な発言部分がことごとくカットされています。
クリントンさんの発言を「引き出した」前原外相をマスコミがアゲアゲしていたことも思い出しちゃうなあ。だって、石原都知事の「平和の毒」やモンデール駐日大使についての言葉も全カットだし。
つまり、「日本人は、いつまでも、平和の毒に侵されながら、安保が見せる夢を見続けていればいい、自分の足で立とうとするな」と。
日本人は平和ボケしているという批判がマスコミは大好きですけどね、本音はこういうことなのでしょうかね。
   


<参考記事-佐瀬氏が「あの国はバカではない」と仰るのはこういうことだと思われます>

・ 【尖閣危機】(上) 占領…先兵は「漁民」 (2010.10.14産経)より一部転載

 「中国が南沙諸島で支配権を獲得した経緯をたどると、4段階に区分できる」
 元航空自衛隊空将、織田邦男はそう分析する。(1)領有権の主張と外交交渉(2)調査船による海洋活動(3)海軍艦艇の示威行動(4)漁民の違法操業、上陸した民間人による主権碑設置で領有を既成事実化-の4段階だ。
 中国はこのプロセスを尖閣にも適用し、すでに第4段階に入りつつある、と織田はみている。人民解放軍が前面に出てくるのではない。先兵となるのは「漁民」だ。
 防衛研究所の所員、斉藤良も「中国の狙いは(正規軍同士ではない)非対称戦だ」と断じる。
 《闇夜、尖閣最大の魚釣島に中国軍の潜水艦が接近。乗り込んできたのは「漁民」に偽装した海上民兵で、次々と島に上陸。五星紅旗を掲げたころ、民兵が操縦する「漁船」も大挙して押し寄せる
 織田は今後、想定されるシナリオを指摘し、警鐘を鳴らす。
 「これが明日にも起こり得る尖閣危機だ」



・ 【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 五星紅旗が翻る尖閣を見たいか
(2010.9.28 産経)





<ツッコミどころ其の四
-「外交的な配慮というのはそこにはどういうふうにあるべきだとお考えになりますか」
&「
尖閣に自衛隊を常駐することをアメリカは喜ぶと思いますか」>

おお~い。大丈夫ぅ??
さすがに、尖閣関連では、世論を気にしてか、「政府を弱腰だ」とマスコミは批判してみせたけれど、自分たちが一番『弱腰」なんじゃない?
外交的な配慮って、中国を刺激するなってことだよね。政府答弁とおなじだよ。
しかも、「アメリカが喜ぶと思いますか」って・・・・絶句・・・・
おそらく、こういうことを言いたいのかなと好意的に解釈してみるけれど、反町さ~ん。語彙が貧困すぎやしませんか。




【日の蔭りの中で】京都大学教授・佐伯啓思 政治への過剰な期待と失望
(2010.11.14産経) より一部転載

また、尖閣での民主党の弱腰が批判されている。世論の大半も菅政権の対応がまずいと感じているようだ。私もそう思う。
しかしその上で考えてみれば、もし、日本が徹底して対中強硬策にでたとしよう。中国の反日感情はほとんど爆発寸前までゆくであろう。まずはありえないとは思うが、もしも中国政府が漁船保護を理由に尖閣に海軍を派遣すればどうなるのか。日本は中国と交戦状態に入らざるを得ないが、その場合に、アメリカはいったいどのように出るのか。そのことについての確かな了解はあるのか。こうしたことはまったくの未知数なのである。とすれば、問題の根本は、たとえば尖閣を保守するためにも、結局のところ、自前の自衛軍が必要だという点にある。領土が侵略された場合には個別の自衛権は発動できるから、自衛軍による戦闘態勢を可能とするほかない。
 こうしたことはいわば論理的帰結である。では、尖閣強硬論の世論は軍備増強や憲法改正に賛成するのであろうか。必ずしもそうとも思われない。また、菅政権を批判する自民党もそこまではいわない。そうだとすれば、この問題についても、多くの人々はただ感情的な不満をぶつけているだけということになる。

 こうしたことが民主政治をきわめて不安定にしてゆくように思う。経済問題にせよ、防衛問題にせよ、今日の課題は、容易に解答が得られる種類のものではない。経済問題の根底には「グローバリズム」という現実があり、防衛問題の根底には「平和憲法プラス日米安保体制」という変則的な国家体制がある
これらのことがらを先送りにして小手先の対応を迫られる政治にできることは限られている。にもかかわらず政治が問題を解決できなければ、人々はすぐにその政権を見限る。その結果、政治そのものが著しく不安定になってゆくのだ。それは政権政党が民主党であろうが自民党であろうが同じことであって、民主政治というものは、いくら国民が主権者だといっても、政治に対する過度な期待と過剰な失望を自制しなければうまくゆかないであろう





もともと、疑いの眼で見ているからでしょうか。
VTRに「衝突」の文字が、大きな赤字のテロップで流れるのが気になります。
「衝突」って、「なんか、たまたまぶつかっちゃった」みたいな、うっかり過失みたいな印象を与えて、事の本質を見失わせるような気がしてなりません。 
 


<参考記事>

【日本よ】石原慎太郎 尖閣、国家としての試練(2010.10.4 産経)
↑尖閣の灯台、モンデール駐日大使、白人社会への歴史の報復の話が出てきます。
ただ、今回、改めて思ったのは、テレビの力というのはすごいなと。
「正論」や新聞記事を読んだだけでは、難しく、アタマに残らないことでも、テレビだとすっと入ってくるんです。
おそるべしテレビ 




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↑久々の記事はとんでもなく長くなってしまった。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
それにしても、GPファイナル。大ちゃんと小塚君の激突に、悲鳴を上げてしまいました。あれは痛いよぅ。
小塚くんの「高橋選手の曲かけの最中だったのに・・・」という反省の弁を聞いて、バンクーバーオリンピックの直前練習での出来事を思い出してしまいました。
自分の曲が流れているにもかかわらず、ステップを踏めずにいる浅田選手。
その「原因」を映し出さなかったNHK。
そう、リンクのど真ん中で全力でステップを踏んでいるキムヨナ選手を。
男子のパトリック・チャン選手の高得点はキムヨナの銀河点を彷彿とさせます。
東京で開催される来年の世界選手権。
男子はチャン、女子はキムヨナが「はぁ???」という高得点で優勝したら、私、立ち直れませぬ・・・。

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