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「非小沢っていうのは何の政策でもない」-プライムニュース文字起こし(2)
前回、文字起こしをした与謝野発言に対してのワタクシの感想などを書こうかと思ったのですが、更新後、このへっぽこブログにしては前代未聞のアクセス数になっているのです。
で、私ごときの感想などではなく、今は、この「プライムニュース」の文字起こしをした方がよほど、世間の皆様のお役にたてると思うので、引き続き、文字起こしを続けます。 蓮舫議員に対する与謝野氏の発言が話題を呼んでいるようですが、この日は、多くの示唆に富んだ発言があったのですよ。
だってさ~うっかり、「フジもやればできるんじゃない」なんて思っちゃったけどさ~「ダイジェスト動画」があんまりなんだもん。この「プライムニュース」と地上波の「スーパーニュース」を入れ替えるまでは評価しないわ。
軽くおさらいです。

<放送日>
2010年6月7日に放送された「プライムニュース」(BSフジの生放送2時間番組)  
    
<出演者>
・八木亜希子キャスター
・反町理キャスター
・安倍宏行フジテレビ解説委員

<ゲスト>
安倍晋三元内閣総理大臣(←何気なく、辛辣なことを言い放つのがツボ。だけど、肝心なところで話が抽象的になるのが残念)
与謝野馨 「たちあがれ日本」共同代表(←私のような凡人にも、その頭の良さがわかる話しぶり。辛口コメントもGJ)
河野勝早稲田大学政経学部教授(←ゲストが野党ふたりという中、この方がうまくバランスをとっていたと思う。)
   

なかなか、中身の濃い2時間でした。「落ち着いた大人の論戦」というか。
大した知識もない人たちが、相手が言い終わるのも待てずに、わ~わ~騒ぎ出す番組には、心底嫌気がさしているので、余計にそう思えたのかもしれません。
安倍&与謝野コンビに、経済政策や普天間問題で堂々と渡り合える民主党議員がいるとも思えませんが、「与党の不在」を河野教授をはじめとする方々が補って、とてもいい番組になっていたと思います。(ダイジェスト動画の編集さえなければ。)


あ、それと、文字起こしに自分のコメントを挟むのいけないのかもしれないんですけど、我慢できない時、ぽろっとつぶやきます。



    



八木キャスター 「先ほどは新閣僚についていろいろ伺ったんですが、続いて党の人事について、安倍解説員、お願いします。」
           
安倍解説員 「こちらが党の人事です(フリップ登場)。新体制ということで、幹事長は枝野さん、政調会長には玄場さん、副代表には石井さんと山岡さんという、比較的小沢さんに近い方。幹事長代理には、前副幹事長だった細野さん。この方は、小沢さんの右腕とか懐刀とか片腕とかいろいろ言われていて、まあ実際、本人はどういう気持ちだったかわかりませんが、基本的にさまざまな討論番組などに出て、小沢さんを擁護すると言いますか、気持ちを代弁するような機会が多かったことからそういうふうに見られていました。代表選にも出た樽床さんが国対委員長に入り、安住さんが選対委員長ということですね。」

         

※ダイジェスト動画はここまで。以下カットされている部分。

   
   
八木キャスター「新閣僚について、先ほど、『特にない』とおっしゃっていましたが、党人事の顔ぶれについてはいかがでしょうか」
  
安倍氏 「特にないですね(←あっさり)。 」(←結構、おもしろかった)
 
八木キャスター 「ああ、そうですか。気になるところというのは、特に、小沢さんとの距離というのは、よく言われますけれども、そのことについてはいかがですか」

安倍氏 「それはね、あまり関係なくてですね。小沢さんの証人喚問をしっかりと指示するのかどうかの一手にかかっている顔ぶれなんて、猫だましみたいなもんですから、若い人を登用して、雰囲気を作っていくってことだと思うんですね。
小沢さんの反感が国民に強い中で、人事において、 国民受けを狙ったということだと思いますねね。実際はさっき言ったことに、私はつきると思います。そこが見極めなければならないところです。
菅さんが自分の親しい人を置けば、小沢さんの人脈が薄くなるのは当然のことだと思いますよ。」
(↑こういうこと、地上波テレビで聞いたことないなあ。)

与謝野氏 「全体として、民主党の精神というか、物事のやりかたというのは、貧しいと思いますね。たとえば、鳩山さんが辞める時に、いわば『友人を売っている』わけですよ。
要するに、小林千代美、辞めろと。裁判をやっている最中の議員に対して、『辞めろ』という。いわば、友人を売っているわけですよ。
小沢も辞めてもらう。これも自分を支えてきた幹事長を売っているわけですよ。
これは、総理大臣たるもの、すべての責任を一身に背負って、辞めるべき時にですよ。『人を売る』ってことはやっちゃいけないんですよ。それから、今回も、
    
        
           

※ダイジェスト動画のカット部分ここまで。



人事に関して、『非小沢』っていう、『小沢さんを生贄にして、自分達の人気を得よう』っていう、これ全部やり方として、汚いやり方なんですよ。」
(↑小沢氏の辞任については、鳩山さんを褒めるばかりで、こういう言い方、初めて聞いた。)

反町キャスター 「ふ~ん。でも、小泉内閣の時にも、抵抗勢力を作ってですね、それはそれでひとつの政権に対する、関心を呼ぶテクニックとして、ひとつとしてはアリ・・・とは言いませんけど」
  
安倍氏 「ただですね。
小泉政権の時には、『構造改革』という政策課題があったんですよ。これに関する賛否で、どうかということだったんです。『小沢に近いか、近くないか』っていうのは、これはまさに、ある種の『魔女狩り』的ですね。つまり、この人たちは悪い人だっていうカテゴリーに勝手にぼんと入れたわけです。それはやっぱりおかしいだろうと。しかも、それ、基本的に仲間ですからね。」
  
八木キャスター 「
あえていうと、『反小沢・非小沢』っていうのは、私たち、報道の方でしていることで、ご自身たちが直接言っているわけではないんですが、ある意味、人事を見ていると、意図的なものを感じるということはあるということでしょうか。」(←まわりくどいっス・・・)
   
安倍氏 「
それはそうでしょうね。まさに、報道側と菅さん側がシンクロして、人気を得ているということだと思いますよ。」
  
反町キャスター 「小沢的なるものとは何だろうか、政策ではおそらくないですよね。手法ですよね。なんですかね。」
  
安倍氏 「手法でもないですよね。たとえば、細野さんが小沢さんの手法かどうかっていうと、またちがいますよね。ですから、そこのところはどうなんだろうっていう気がしますね。よくわからない。」
  
反町キャスター 「小沢的なるものとはなんなんですかね。」
  
与謝野氏 「それはね、小沢さんていうのは、剛腕だし、独善的なところもあるし、いろいろ批判はあると思うんですよ。だけど、明らかに、民主党の勢力の進展に貢献してきた人ですよ。それを突然、手の平を返したように、『非小沢』っていう。この人間的な汚さっていうのは、やっぱり、やっちゃいけないことなんですよ。」

     
※以下、ダイジェスト動画ではカットされている部分。
    
    
  
反町キャスター 「なるほど。深読みする人なんかに言わせると、これはもう、菅さんと小沢さんが握っててね、こうすることが、参院選で民主党が勝つ最大の方法だということで、双方納得した上でやっているていう、そういう見方についてはいかがですか。」
  
与謝野氏 「ちがうとおもいますね。」
  
反町キャスター 「真剣に対峙していると見ていらっしゃいますか。」
  
与謝野氏 「それはそうですよ。」
  
安倍氏 「そもそもですね。小沢さんを民主党に合流させたのは菅さんですよね。『民由合併』って言われたんですが。民由合併になってはじめて、比例票で、自民党を上回るんですね。ですから、それが、今日の政権交代につながったんだろうと思うんですが、それをやったのは菅さんですよね。ですから、そういうことからも、菅さんというのは、まあ、気にしない人だと。気にしないというかですね、常に、人を踏み台にしていく人だと思いますね。」
  
与謝野氏 「非小沢っていうのは、何の政策でもないわけですよ。まず。今回の閣僚はほとんど留任しますから、今までのだらしのない政権が続いていくということですよ。何の政策の進展もなかったわけですから。大事な政策がいっぱいあるわけですよ。財政、社会保障。こういうものをおそらく、これからもなんの変わりもなく、物事は進まないと思いますよ。」
  


※ダイジェスト動画のカット部分ここまで。





         
<ドサンコのコメント>
「与謝野さんは、小沢さんの囲碁仲間だから、こういうこと言うんだよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、前回記事で文字起こしした、蓮舫さんへの糾弾といい、与謝野さんという方は、こういうことが本当にお嫌いなのだなというのが、私がこの番組を通してみた、私の感想です。

それにしても、「非小沢っていうのは、何の政策でもないわけですよ。」って、ものすっごい、わかりやすいですよね。 言われてみたら、当たり前のことだけど、「目からウロコ」でした。
「プランC」だか何だか知らないけど(←詳しくはコチラ)、こういう目で見れば、テレビが「組閣や閣僚の紹介で持ち上げる」くだらなさがよくわかります。


<補足>

性格悪くて、疑り深くてごめんなさいね。

ダイジェスト動画を見た時の印象があまりにも違うので、改めて比べてみたのですが、なんだか、ものすっごく意図的なものを感じるワタシ・・・。今回の文字起こし部分でカットされているところをまとめると、こんな感じです。私が強調していたた部分とまるかぶりだわ。



・「安全保障問題を、政権についての期待の『核』というか、内容の中心じゃなくてもいいんだと国民が思っているということは、それはそれで問題だ。」という河野教授の指摘。


・「(小沢さんとの距離などというのは重要なことではなくて)小沢さんの証人喚問をしっかりと指示するのかどうかの一手にかかっている。顔ぶれなんて、猫だましみたいなもの。」という安倍氏の指摘。


・今回、文字起こし部分とダイジェスト動画とを比較して、いちばん、汚いなと思ったのは、与謝野氏が小沢氏について言及している部分の編集のやり方です。

与謝野氏の発言の途中の、「人事に関して、『非小沢』っていう、『小沢さんを生贄にして、自分達の人気を得よう』っていう、これ全部やり方として、汚いやり方なんですよ。」 という部分から唐突に始まり、「それを突然、手の平を返したように、『非小沢』っていう。この人間的な汚さっていうのは、やっぱり、やっちゃいけないことなんですよ。」 という与謝野氏の発言でぶつっと終わっています。

まさに、「与謝野氏が小沢氏をかばっている」、ひいては、「やはりふたりは囲碁仲間だし、つながっているのではないか」と強く印象づけるような編集になっていると思います。与謝野議員が小沢氏のことだけではなく、小林議員のことも言及している部分はカットしているわけですしね。う~ん。




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↑ 私も、「菅氏と小沢氏は握っている」と思っている一人です。う~ん。複雑すぎて、わからんわ。

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