新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
乳房マッサージで有名な「桶谷(おけたに)式」。
一度はその名前を耳にした方も多いと思います。
私は、ハルが生後一ヶ月の時、どうにもこうにも授乳のつらさに耐えられなくなり、桶谷式の門をたたきました。
厳しい食事制限のイメージもありますが、私が行ったところは優しい方ばかりで厳しい指導はありませんでした。
もちろんマッサージも痛みはナシ。
施術が終わった後のマシュマロのようなふっわふわの胸は感動もの
いかにも美味しい新鮮なオッパイが出そう
それに、専門の方から授乳指導を受けると、授乳の姿勢や乳頭のくわえさせ方などもコツをつかみやすくなります。
家に帰ってからも、教えていただいたことを意識して授乳すると、痛みが楽になってきますよ。
(方法は「授乳にの痛みにお困りの方へ-授乳のコツ」 をご参照くださいませ)
私がお世話になったところでは、初診5000円、二回目以降3500円でした(医療費控除の対象になります)。
二回目以降は初回に渡される名前入りのタオル()を持参します。
施術後、タオルはびっしょびっしょになって戻ってきますので、ビニール袋を用意されるといいと思います。
毎月でも通いたかったのですが、私の場合、暑い中、電車でハルを連れて行くのが大変で、なんとか自分で対処できるようになってからは行くのをやめてしまいました
桶谷式については、助産師さんの間でも賛否両論あり、特殊なマッサージには「おっぱいが出過ぎてしまう」と批判もあるようです。
私の場合は桶谷式に行かなければ母乳育児を続けることはできなかったと今でも感謝しています。
「赤ちゃんが成長すると口も大きくなるから大丈夫」。
「ミルクがいらないくらい、よく出るオッパイだから大丈夫」。
「乳輪を吸うことでおっぱいは出るんだから、乳頭の形は関係ない」。
出口の見えない真っ暗闇の中で、優しく励ましてくださる助産師さんの存在は本当にありがたかったです。
そして、相談室には私の他にもたくさんのママと赤ちゃんの姿がありました。
ハルより小さな赤ちゃんから、「ほえ~ハルもあんなに大きくなる日がくるのかなあ」と憧れの目で見てしまう大きな子まで(←今思うと、多分、現在のハルくらい)。
炎天下の中、生まれたばかりのような小さな赤ちゃんをだっこしたママとそのお母様が地図を片手に歩いている姿を見かけることもありました。
私だけじゃないんだ、授乳の悩みを抱えているママはこんなにたくさんいるんだと桶谷式相談室から帰るたびに、頑張れる力をもらうような気がしていました。
「桶谷式乳房管理法研鑽会」のHP から全国の相談室を検索できます。
上手に授乳できない赤ちゃんは舌癒着症や舌小帯短縮症を抱えている可能性もあるそうです。
授乳が上手くいかない場合は、ママだけで悩みを抱え込まず、授乳指導を受けてみてはいかがでしょうか。
卒乳の相談にものっていただけるそうなので、卒乳でお悩みの方も
研修センター併設の「母乳育児相談室東京」ではプレママ講習会もあるそうなので、妊娠中の方も
(出産前に知っていたら、行ったんだけどなあ。残念)
お近くに桶谷式の相談室がないという方は、桶谷式でなくても、母乳マッサージを行っている相談室があるかもしれません。
私も桶谷式にばかり目が向いていましたが、近くに評判のいい母乳相談があったことを後で知りました。
行き詰っている時は、おうちで赤ちゃんとふたりきりにならず、外の空気を吸って、人とふれあうと気持ちも楽になりますよ~
(ご参考までにですが。痛みには個人差がありますので、あまりに授乳がつらいという方は、病院で相談すると母乳をとめるお薬ももらえるそうです。)
そうそう。
忘れてはいけないものがひとつ。
「カモンベイベーお買い物大作戦」 でもご紹介した哺乳瓶「母乳相談室」も桶谷の相談室で教えていただきました。
乳首に上下がありますので戸惑うこともありますが、じきに慣れます。
ハルもこの哺乳瓶を使うようになって、おっぱいを飲むのも上手になった気がします
ハルと私の母乳育児を応援してくれた立役者です
クリックしていただけると更新の励みになります
- 関連記事
-
- 授乳時の痛みにお困りの方へ-母乳育児が軌道に乗るまで(2) (2010/01/06)
- 授乳時の痛みにお困りの方へ-母乳育児が軌道に乗るまで(1) (2010/01/05)
- 授乳時の痛みにお困りの方へ-桶谷式について (2010/01/05)
- 授乳時の痛みにお困りの方へ-ミルクの足し方 (2010/01/05)
- 授乳時の痛みにお困りの方へ-乳腺炎対策 (2010/01/04)