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2013/12
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代表選考の夜
23日は我が家では一日早いクリスマスイブで、私は野菜を切って切って切りまくっていました。
二日間「おにぎり三つを丸のみ」みたいな食生活だった私も、家でふたりでお留守番してくれたオットもムスメも明らかに野菜不足。
それにしてもまあ、手際がわるいことわるいこと
ひとつ買い忘れたものを買いに行って、戻ってきたら、またひとつ買い忘れに気づいてという、「うそ~ん」な手際の悪さで。
そんなこんなのバタバタで、代表発表の瞬間をテレビの前で待ちました。
私、何故か、出てきた伊藤のおっさんの顔を見た時、「大ちゃんじゃないんだ」って思っちゃったんですよ・・・
だから、大ちゃんの名前が呼ばれた時は、叫んで、飛び上がって、ムスメと手を取り合って、踊りました。泣きました。
中継が打ち切られる直前、大ちゃんがいちばんうしろからひょこひょこついていったのが印象的で、今までの「大&真央」の立ち位置とはちがうソチになるだろうけれど、大ちゃんをもう一度-しかもソチで-観られるということが本当に本当に嬉しく、ありがたかった。

で、翌日は久々に、テレビのはしご。
「よくわからないんですが」と言いながらもしたり顔で話す人たちに「わからないなら黙っとけよ」とツッコんだり。
オヅラが珍しく、「ジャンプの比重が大きすぎて、若い選手が多くなっている」と選手の寿命を心配するようないいことを言ったのに、菊川怜が「大人の魅力とか・・・ね」と受けてるのを見て、「ああ、ホントにわかってない人たちがしゃべってるんだ」と虚しくなったり。
為末さんが「フィギュアは個人競技なのに、チームっぽく見える。僕らの時も朝原さんが入ることで雰囲気がぐっと変わった。」と言ってくれて、やっぱりアスリートの人はちがうと思ったり。
ミヤネ屋でこりずに真央ちゃんのひどい写真を使っているのを見て、「×ね」と毒づいたり。
よくわからない人たちががちゃがちゃいるだけの番組にすっかり疲れた時に、NHKの番組で刈谷さんの解説を聞くことができた。

「最強の布陣」
「文句なしの代表」
「高橋大輔をソチで観たいというのは日本だけでなく、世界のフィギュアファンの願い」
「パトリック・チャンは技術的にはいろいろあるが、演技は高橋大輔がNO1だと世界が認めている」
「浅田選手は六種類の三回転とトリプルアクセル。『作品』としての最後の最後の仕上げのピースの詰めに入っている」

大ちゃんが選ばれたら「サプライズ」とか書いたどっかの記者は聞いてんのか、オラ
真央ちゃんが「バンクーバーよりも上」とフリップに書いたら、すぐさま「それは金ということですかっ!!」と勢い込んで、「いいえ。内容です」とあっさり返されたアナも聞いとけよ

とりあえず、ソチでは、なんちゃって国内時差放送も、楽屋のこそこそバナシも、機材の故障だかしらんが町田くんの最後の白夜行ナシとか、織田くんの最後をあそこでぶった切りとか、録画のくせしてありえないことは、NHKではないだろう。(真央ちゃんの曲かけ中なのに、リンクのど真ん中でステップ踏む女王様を映さず、カメラが天井をさまようことはあるかもしれんが)

で。
ここからがようやく本題なんですが

代表選考に関して、三位の小塚くんのことがマスコミでもクローズアップされていて、私もふたりが並んで女子の演技を観戦している写真には胸が苦しくなったけれど、私は、大ちゃんが今回選ばれたのは織田くんの涙があったからとも思っている。
台乗りしていたのが、小塚くんではなく、織田くんだったら、大ちゃんのソチはなかった・・・と思う。

実は、選考基準が発表された時、私は、羽生くんと大ちゃんは決まりで、実質残り一枠ってことなんだなと思いました。
昨シーズン、新旧エース対決と煽りに煽って、四大陸・世界選手権の自滅を招いた連盟だけど、今年のGPシリーズの派遣の顔ぶれから、「日本のエース 高橋大輔」への配慮が感じられたし。
チームJAPANのキャプテン(※「団体戦の」という意味ではなく)はやっぱり大ちゃんしかいなく。
羽生くんは、大ちゃんの19歳を考えると奇跡のような19歳だけど、それでも19歳なので、羽生くんにかかる重圧を分散させることができるのは大ちゃんだけだし。
大ちゃんがいないソチはいくら考えても、私の中ではあり得なかったし、多くの人にとってもそうだろうと思っていた。
(当の「高橋大輔」だけが「本当に」そう思ってはいなかったことを、あの本気泣きで改めて知ったわけだけど)

だから、大ちゃんが「ヤバいヤバい」を繰り返すのも大ちゃんの「ダサい&オレってイケてない病」故で、「よほどのことがなければ」と楽観視していたところがありました。
現実には「よほどのこと」が起きてしまったわけだけど。

だから、正直、SPの小塚くんの点数を見た時、ひどく混乱して、ひどく衝撃を受けました。
あの局面で、本人も、そして観客も「80」台と思った演技で、90点台を出してきた意味はなんだろうかと。

私は、全日本というのは、所詮、国内試合で参考記録にしかならないのだから、ぶっちゃけ、特に、オリンピックシーズンには選手へのはなむけとして、得点を盛ってもいいと思う派です。多少なりとも、箔をつけて送り出してもいいぢゃん、と思う。節操なしのカナダのナショナル大会を見てごらんよ、と。
でも、それは「全選手に同じように」という前提で、だ。
(国際大会では盛りすぎだと感じてしまう羽生くんだけど、今回、珍しいミスがいくつかあったわりに盛大に盛られていた件に関しては、彼の場合、代表は決定で、「対パトリック・チャン」ということを考えた時、例外として、なくはないと思っている。)

「盛ってもいい」と思っている私にも、小塚くんのあのSPの点数は不可解だった。
本人も驚くほどの高得点が出れば、「割を食う」選手がいるわけで。
今回それは、織田くんだった。

大ちゃんが五位になったあの夜。
大ちゃんが選ばれるには、小塚くんと織田くんのふたりを抜かさないといけないと、絶望的な思いで帰ってきた。 
あのトリノの時のことを思い出していた。
ファイナルを欠場してその切符を織田くんに譲った大ちゃんは、あの時、織田くんの手からすり抜けていったトリノの切符を返すことになるのかなと、人生ってこういうふうになっているのかな、なんていう思いが浮かんだりもした。
織田くんが「選考外」だということを知ったのは家に帰って、少し気持ちが落ち着いてネットをつなげてからだった。
織田くんが条件を満たしていたら(=台乗りしていたら)、いくら大ちゃんがNHK杯で優勝していても、ファイナルで三位という実績を上げた織田くんを飛び越えて、ソチに行くことはできなかったかもしれない。

正直。
私は会場で。
織田くんの点が抑えられている。
・・・と感じていました。

織田くん
SP77.72 FS178.75
合計256.47

小塚くん
SP90.70 FS174.11
合計264.81

その差
8.34

(プロトコル-男子SPFS

正直なところ。
小塚くんと織田くんのSPは12.98もの得点差があるようには私には見えなかった。
そして、結果的に、そのSPの貯金で、小塚くんが逃げ切って、台乗りしたことになる。
フリーの後、織田くんの隣りで、お母様が「得点が出ないのはわかっている」というような顔をされているように私には見えたんだ。

だけど・・・。
やっぱり、フィギュアは「採点競技」だから、「一発勝負」の世界じゃないから、オリンピックのフィギュアでは「岩崎恭子の金メダル」みたいなことはあり得ないから。
非情なようだけれど、それが、これまでに高橋大輔と織田選手が積み上げてきたものの違いということなのだろう、とも思う。

もちろんすべてはただの一ファンの推測と妄想にすぎないけれど、一ファンでもこれだけいろいろ考えられるのだから、現場ではもっと露骨な声だってもちろんあるだろう。オリンピックに出る出ないで、その後の人生だって-入ってくるお金だって-、大きく変わるのだから。
織田くんは自分のフリーが終わった後、「大ちゃん、ガンバ!」と声をかけてくれたけれど、エキシビションでの皆の笑顔に救われた気持ちになったけれど、もちろん、きれいごとだけではすまないものも、周囲にはある・・・かもしれない。

何はともあれ、代表は決まったのだ。
そんなこんなの、あれもこれものすべてを背負って、高橋大輔はソチに行く。
今回ほど熾烈なオリンピック代表選考はしばらくはないかもしれないけど、「全日本」の位置づけを今後どうするのか、ない知恵を絞って最良の方法を考えるのは連盟の仕事だ(←それくらいの仕事はしろ)。
ファンはただ、怪我だけはしないでくれと祈るだけだ。


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織田くんのNHK杯の四回転はきれいに決まっていたと今でも思うよ。


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ジャンル : 日記

今にして思うこと-授乳のおはなしで、ちょっと重いです
ブログを久しぶりに立ち上げてみて、授乳に関するコメントをいくつかいただいていたことに驚きました。
改めて、検索キーワードを見てみると、「家計簿 手書き」(←ミラコスタネタを抜いて、ダントツ一位になっていて、驚いた)に次いで「授乳 痛い」などのワードがありました。
授乳の記事に拍手もたくさんいただいていました。
遅くなってのお返事で、ごめんなさい。
つらい時に、タイムリーにお力になれず、本当に申し訳ないです。
個別に鍵コメで詳しくいただいた質問に対しては、こちらの記事でお返事とさせていただきます。

まず。
本当に申し訳ないのですが、授乳のご相談に関しては、あの当時、記事に書いた以上のことは私の中にはないんです
ただでさえ、記憶力があやしい上に、人間というものはつらい記憶は忘れるようにできているようで、今回、改めて記事を読みなおしましたが、今よりもずっと記憶が鮮烈だったあの当時、日記やメモを見ながら精一杯書き上げた記事に、今、付け加えられることはやっぱりありませんでした。

痛みの原因は、私とムスメのペアがたまたま「授乳がスムーズでないペア」だった上に、病院での指導を受けられないまま退院してしまった不幸が重なったことによるもの・・・だったという思いは今も変わらず。
(参考-拙記事「授乳時の痛みにお困りの方へ-おっぱいのケア」など)

解決策は「ママの乳首を強くすること」と「赤ちゃんの飲み方が上手になること」で、自分でできるケアや手立てをし尽くした上は、やはり、桶谷の先生に言われたように、赤ちゃんの口が大きくなるのを待つ・・・しかないような気もする。時間が解決する、かもしれない、としか。
(参考-「授乳時の痛みにお困りの方へ-おっぱいのケア」

方法は、あの当時、私が調べ、試し、考えたことのすべてを(←大げさですみません) 「涙の授乳」シリーズに押し込んであります。
(参考-授乳時の痛みにお困りの方へ-授乳のコツ

痛みがなくなって、「快調」だと思えるようになった時期は四ヶ月に入ったあたりでした。
(参考-授乳時の痛みにお困りの方へ-母乳育児が軌道に乗るまで(4)
授乳時の痛みや乳腺炎の痛みとは別に、授乳の合間に四六時中あったキリで刺されるような痛み も、気がつくと、この頃には消えていました。
先生や看護師さん、桶谷式でも相談しましたが、「ああ、たまにそういう人いるんだよね~」と具体的な答えは得られず、私は勝手に「ああ、今、母乳が作られてるんだ」と思うことにしていました。今でも真相はわかりません

授乳の時間ですが、最初こそ、「3-5-5-5」と桶谷式で教わったようにやっていたようですが、授乳の痛みがなくなって楽になると、途端にテキトウになって、録画がたまっていたドラマを観ながら・・・というのもたまにやっていました

う~ん。
今回の記事を読み返しても、なんらためになる情報がないな・・・
ごめんなさい。

ただひとつ。
後日談としておはなしできることがあるならば。

ママたちと、どんだけ痛かったかで盛り上がれる出産と違って、授乳の痛みは分かち合える人も少ないし(私の周りには誰もいなかった)、ましてや、出産はゴールが見えているから耐えられるけれど、授乳の痛みなんて、激痛のくせして、一日に何度も何度もあるし、果たして「楽になる日」が来るのかどうかもわからない。
本当に苦痛で孤独でつらい。
そのわりに、きっと、今も、情報も多くはないんですよね。
このナマケモノなんちゃってブログの、もう何年も前に書いた記事を、今もまだ読んでくださる方がいるくらいだから。

ちなみに、「赤ちゃんはみんな、おなかのなかでおっぱいのむ練習してるって、ママ、聞いてたんだけどさ。あなたは何してたわけ」と当時思ったムスメは今、五歳です。で、やっぱりのんびりやです。

そして。
私とムスメは、この最初の三ヶ月(&トイレトレ)を除いて、ずーっとラブラブです 
いっそ暑苦しいくらいです
「授乳」の相性はよくないペアではありましたが、だからといって、親子としての相性がわるいということではもちろんありません。
記事でも書きましたが、最初の数ヶ月が大変すぎてつらすぎたからか、私はその後の育児がものすごく楽しかったです。今もです。
私の場合、初めての育児で、最初の一歩の授乳でつまずいてしまって、すごい悩んだし、すっごい孤独でつらくて、すっごい出遅れた感もあったけど、今振り返れば、なんでもないことだったようにも思います。

・・・実は。

この授乳の記事を書き始めるのには、私の中で、しまっていた「箱」を開ける作業が必要でした。

授乳がつらくて、孤独で、苦痛で、唯一の頼みの綱の夫の帰りは毎日深夜で。
実家から離れたマンションで、来る日も来る日も娘とふたり。

一日に何度もある授乳。
そのたびの耐えがたい激痛。

娘の泣き声が恐怖でした。
宝物の娘がかわいいかどうかさえ、わからなくなっていくようでした。

この時期に、私は、ただ一度だけ、娘を叩いたことがあります。
ぎりぎりの理性で、振り上げた手が寸でのところで、「ぺち」くらいですんだのは奇跡的で。
「あたしにどうしろっていうのよ!」
と叫んだ私は鬼のような顔をしていたと思います。
鏡を見る勇気もありませんでした。
突然わきあがった凶暴なまでに荒ぶる感情に、私は自分がこわくなり、泣きだした娘を洗面所のバスマットに寝かせたまま、いちばん遠い部屋に逃げました。
泣き声にも耳を塞いで、私はひとり叫び、泣き続けました。

虐待のニュースを見るたびに、あたしはそんなことはぜったいにしないと思っていたのに。
その「境」は私の中にもあった。
自分で自分がこわかった。

時間にして、5分だったのか、10分だったのか。
自分の荒ぶりが鎮まって、洗面所に行くと、小さな小さな娘はバスマットの上で、みゃあみゃあと非力に泣いていました。
私はすぐに娘を抱き上げて、抱きしめて、ふたりで泣きました。

その後もしばらく、この時のことを思い出しては泣きました。

子供は母親が大好きで、基本、母親のことを「許してくれる」存在です。
娘はおぼえていないことでしょう。
でも、このことは私の中で大きな傷となり、今も癒えないままです。

「箱」の中にしまった今は、思い出すことは少なくなりましたが、私は、その時の娘の泣いていた姿を今もおぼえています。
多分、一生忘れることはないと思います。
こんなにも忘れっぽいワタシなのに。


赤ちゃんの時、母乳で育ったかミルクで育ったかなんて、赤ちゃん時代を卒業すれば、ほとんど話題にもならないし、実際、なんら変わりはありません。 どうってことはないのです。
私自身、完ミ育ちだそうですが、それで困ったことはもちろんありません。
数年前からか、「自然育児」などの流れでしょうか、「母乳」が大きく取り扱われるようになってきたように思います。
もちろん、ミルクにはないものが母乳にはある。
母乳の素晴らしさは否定しないし、実際問題として、寝かしつけも外出も楽です。
でも、それが一生続くわけじゃない。
すぐに離乳食だって始まるし、ひとりでごはんを食べて、ひとりで寝れるようにもなる。
赤ちゃん時代の「母乳かミルクか」は、それよりもずっとずっと長く続いていく親子の時間の中で、リカバリーできる範囲のことだと、私は思います。

今の私がおはなしできることがあるとすれば。
母乳だろうがミルクだろうが子は育つけれど。
授乳のトラブルは母親を追いつめ、時として、癒えない傷を与えることがある。
ということでしょうか。

決断するのはご本人という前提の上で、ひとつだけ、申し上げるなら。

あまりにもつらいなら。
ぎりぎりまで追いつめられる前に。
適切な方法で、母乳を止めるのも、ひとつの勇気だと私は思います。

授乳の記事を書いた当時と同じ言葉で、同じ気持ちで、今回の記事も締めくくろうと思います。

「授乳でつらい日々を過ごされている方がいらしたら、ご自分の気持ちが納得できる選択なり、今の状態に風穴をあける方法なりが一日でも早く見つかりますように・・・」



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どうしようもなく「もっている」男
前回の記事で書き忘れたのですが。

大ちゃんの「流血」。

大ちゃんがリンクを引き上げて、長光コーチに手を見せた時に、私は初めてその手が血だらけであることに気づきました。
400レベルの席の悲しさで、オペラグラスの出番が来てようやく見えたんです。
そりゃもうびっくりしました。

家のテレビで、パッと差し出した手が赤く染まっていたのを観た時、改めて、高橋大輔という男はどうしようもなく「もっている」男なんだなと思いました。
選ばれたごく少数の人の宿命として、その人生がドラマチックになるのはもうどうしようもないんだなとも。

実家の母なんて「演出かと思った」そうです。

いやいや。
フィギュアで、全日本で、ぜったいにないから~

でも、そんなあり得ないことまで思わせてしまう男、高橋大輔、おそるべし。
 ホント、なんて絵になる男なんだろう。

今にして思うと、なんだけど。
今回、大ちゃんが衣装を白ではなく、紫に変えてきていたというのも意味深いなと。
今までの白の衣装だったら、赤い血がどんなに目立ったことだろう。
足のけがに加えて、血だらけ ですよ。
思わず、客席もざわついてしまったかもしれないし、大ちゃんも動揺してしまったかもしれない。
そして、衣装にも血が点々とついてしまっていたら、あの「絵」は崩れてしまっていた、と思う。
ああも美しくはならなかったと思う。
もちろん、あの手の怪我が予測できるものでも、狙ってできるものでもないだけに、こういう偶然も「高橋大輔らしい」と思えてしまう。

さて。
今回の全日本ほど、ファンに「高橋大輔の引退後」をリアルに感じさせた大会はない。
高橋大輔自身が本気で「最後」と思った2013年12月22日のさいたまアリーナは、あの瞬間、真実「高橋大輔最後の演技」の場だったのだ。
ファンとしては、「もう一度」高橋大輔最後の演技を観られることが本当に嬉しい。
そして、今度こそ、大ちゃんが笑顔に包まれるようにと信じる。

で、話がそれるんですど。
その競技において「もっている」人たちの引退後の私生活で幸せな話をあまり聞かないのがちと心配ではありますが。
大ちゃんの場合、競技中に感じる「持っている」感とリンク外でのギャップがすごくて、私生活がごちゃごちゃになって羽目を外すイメージがわかないんだよね 
大ちゃんのご家族はもちろんのこと、長光コーチの存在もすごく大きいんだろうなあ。
大ちゃんを見るたびに、優れた指導者が人生を賭けて選手を育て上げるということはこういうことなのだといつも思う。
長光コーチがどれだけの愛情で、大ちゃんを競技者としてだけではなく、ひとりの人間としてどこに出しても恥ずかしくないように育て上げてきたのかと考えるんだ。


<おまけ>
今改めて、じっくり読みたくなった記事を貼っておきます。

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「高橋と魂が通じた」フィギュア屈指の振付師
(2013.11.16 日経)より一部転載

■モロゾフコーチに戸惑い

 ――高橋は今季、初めて振り付けした。昨季も依頼されたが、断っている。高橋を指導するニコライ・モロゾフコーチのスタイルが好きでないからだ。振り付けを無断で変えられるのを、ニコルさんは嫌がる。過去に織田に提供したプログラムに、モロゾフ氏が加えた修正に戸惑ったようだ。

 「テレビを見ていて、あらっていうことはあるわ。自分の振り付けに誇りを持っているから。一部を変えただけで全てが変わることもある。特にステップやペアのリフトとか。すごいショックなの」
 「選手の個性に合わせて曲を選ぶ。リズム、ハーモニーと、選手の技術力、長所、短所を踏まえて、エレメンツをこなせるように振り付ける。私のプログラムは、エッジが作る曲線、エッジの深さ、滑るテンポ、スケートに必要な要素はすべて入っているし、曲や感情に合った体の動かし方、ステップ、ターンもすべてが織り込まれている」
 「芸術と技術のバランスがとれたプログラムが、美しくて得点もとれるいいプログラム。6点満点時代も現ルールでも、このスタイルは変えていない」
「一生懸命に練習すればできるように作っても、ケガをしたり『どうしてもこのステップからこのジャンプがダメ』だったりするといった理由で修正を頼まれる。それはOKよ。いくらでもアイデアはある。私はコーチだったから分かる。ジャンプが跳べなきゃ、プログラムは元も子もない」

■すべての振付師の夢

 「ファンやスポンサーとのイベントが多くて練習時間が減ったり、単純に練習せずに振り付けを一部省いて、プログラムを勝手に簡単にしてしまったりする。中には、一つの修正がプログラム全体を変えてしまうこともある。それには耐えられない」

 ――モロゾフコーチがいるのに、どの選手も勝負を賭ける五輪シーズンに高橋が出したオファーは受けた。

 「大輔はすべての振付師の夢。完成されたスケーターを担当するのは、若い選手より楽な面もある一方、ものすごいナーバスになった。既に“伝説”の選手である彼が、私を信じて五輪プログラムを託してくれるのはプレッシャーだった。3月の世界選手権(カナダ)であいさつした程度しか、大輔のことは知らなかったし。要するに、あっ、彼が好きだなって感じたの」

■私も大輔も情熱的だから

 ――高橋は選曲について全面的に振付師を信頼する。自分で選ぶと好みが偏るからだ。初仕事では、過去の大輔の演技の映像を見て滑りを研究し、いくつか質問した。

 「彼という人間を知りたかったし、スケートで表現したいこと、スケート観を聞いた。そうしたら『何か違うもの。ファンに感謝の気持ちを伝えたい』って応えた。そして、僕をどう思うかと聞いてきた
 「私は大輔のタンゴとパッションが大好きだった。彼はタンゴの音楽のために生まれてきたって思うわ。でもフリーの4分半もタンゴを滑ってはほしくなかった。ずっと心に秘めていた音楽が、ビートルズの『Come Together』のタンゴ版。大好きで、セミナーで使うことがあったけれど、これに合う選手にずっと出会えなかった」
 「息子が子供のころ着ていたTシャツで、地球が3つに割れていながらピースマークのようにつながっている柄を思い出して、プログラムのイメージが固まった。わかりにくいかしら。でも私も大輔も情熱的だから、この点で魂が通じたと感じる瞬間があった」

■曲は「ファンへの感謝」に合致

 ――フリーはビートルズの楽曲のメドレーになっている。

 「『Yesterday』は好きなの。エネルギーがあるけれど、大輔が序盤、落ち着いて高難度のジャンプを跳ぶのにいいテンポ。続いて『Come Together』。最後にガチャンと砕けるような音がクールよ。続いて、ビートルズのプロデューサーだったジョージ・マーティンの『Friends and Lovers』。私にはタンゴっぽい感じがしたの。友達と愛すべき人っていうのも、大輔が望んだ『ファンへの感謝』というテーマに合う」
 「次の『In My Life』は、俳優のショーン・コネリーが歌詞を朗読するCDがあって、『I love you more』というフレーズにピンと来た。これは詩的なプログラムよ。大輔は氷上の詩人でしょ。ファンに『愛してる』と伝えた後は、『Long And Winding Road』。ここまで美しい旅、アップダウンもあり、困難があっても人生。大輔は人生礼賛ができる

■振付師はチアリーダー

 ――ニコルさんは試合会場に姿を現すことは少ない。

 「まず私は母であり妻だから。02年のソルトレークシティー五輪は、担当したカナダペアが採点問題に巻き込まれて行ったけれど、そんなのはゴメンよ。バンクーバーは異常事態。五輪の1カ月前、カナダ選手権直前に、チャンのコーチが彼を解雇した。振付師として付き合いの長かった私が、カナダ連盟にコーチを頼まれて引き受けた。米国チームでエバンと合流する予定だったから、大変だった」
 「ソチは多分、行くと思う。振付師はチアリーダーよ。選手たちは、私がそばにいなくても試合で滑ることができるだけの力をつけていると願っているわ」

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やりがいのあるビートルズ・メドレー 髙橋大輔
(2013.7.16 産経Biz)より一部転載

【冷静と情熱のあいだ】

 いよいよオリンピックシーズン。既に4月からシーズンスタートという気持ちだから、今年は完全なオフは取らず、プライベートでは引っ越しをしたくらい。5月にショート(SP)、フリー(FS)、エキシビションの振付を韓国とカナダで済ませた。6月から徐々にエンジンをかけ、7月はアメリカとカナダで本格的なトレーニング中。シーズンインまで時間はないという意識が強い。

 「苦しくても笑いなさい」

 今季FSはローリー・ニコルの振付で『ビートルズメドレー』。他の候補曲もあったけれど、他は聴かずに迷わずピンときた。でもまさかのビートルズ。自分でも意外だった。そしてまさかのタンゴも入っている。最初ローリーからは彼女のお気に入りタンゴの『カム・トゥゲザー』の提案が来たけれど、この1曲だけでは難しいと相談したところ、実は全体の一部で、『イエスタディ』『カム・トゥゲザー』『フレンズ・アンド・ラバーズ』『イン・マイ・ライフ』『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』のメドレーを提案された。僕はどれも気に入っている。前々から、オリンピックシーズンには皆が知っていて感動できて、そして希望がある曲で滑りたいと考えていたので、まさにピッタリ。
このメドレーの曲順にローリーも苦心したらしい。それぞれの曲に、色々な才能が集まり、思い出があって、友達や好きな人のことがよみがえり、スケートの歴史に感謝して、紆余(うよ)曲折しながら道はつながっていく、というさまざまな意味が込められ、ローリーからは「とにかく、about love。特に『イン・マイ・ライフ』では練習中も、どんなに苦しくても笑いなさい」と言われた。曲が感動的なだけに、「滑る自分は大丈夫?」と不安が大きい(笑)。

 スケートとしてもさまざまな要素が盛り込まれているから、かなり難しいけれどやりがいのあるプログラム。間の取り方など今までにない新鮮さも感じている。僕はこの数年、ジャンプを飛びやすくするためにつなぎのステップを簡単にするのではなく、音に合った作品としていいものをずっと求めていたので、そういうフラストレーションも解消されているし、自分自身が曲に助けられて滑ることができる感覚もある。

 ローリーにはスケーティングのレッスンも受けた。振付よりむしろスケーティングの指摘のほうが細かかった。実はプログラムの中にコンパルソリー(氷に図形を描く「フィギュアスケート」の原点で現在のSPの前身)でS字を描く要素もあり、これはスケーティング・スキルの低さがバレてしまうから(笑)、今はこのコンパルソリーと格闘中。ほとんどの時間をスケーティング練習に割いている。ミリ単位で図形を描くコンパルソリーは体の微妙な感覚が僕にはわからず、ほぼ素人。昔、これで競技をしていた長光(歌子)先生はさすがにうまい。僕はできない自分に腹を立てながらも、スケートの奥深さを実感。スケーティング練習のおかげで、ジャンプの調子もよくなっている。

 ローリーの振付は去年はかなわず、今年ダメ元でのお願いで実現した。もし去年かなっていたら、去年がビートルズになっていたかもしれない。やはりこの曲は今季のタイミングでよかったなと思う。

 SPは宮本賢二先生の振付で『佐村河内守のヴァイオリンのためのソナチネ』。宮本先生とは、今までの何曲かでおもしろいものができそうという予感はあった。提案された3曲全てクラシック系だったけれど、SPには新しさが欲しかったから、ザ・クラシック色の強いオーケストラのものは避け、バイオリンを選んだ。せつない中にドラマチックな強さと希望を感じたのが決め手。宮本先生からのアドバイスは「キレイすぎないように。際どい危ない感じを残してほしいから変にこなれないように」。ジャンプ3本のうち後半に2本入れた構成が今までと違う。

 エキシビションの1曲は『Time To Say Goodbye』で振付は宮本先生。「ベタに狙うつもりで、こんな感じの…」と僕の思いつきだったけれど、他のポップス系なども考えた結果この曲に落ち着いた。タイトルの印象とは違って、「ここから始まる」という歌詞だからいいなと思った。

 ソチオリンピックまでには本当に厳しい現実があり楽観は全くできない。かといって自分を追い詰めすぎず適度なラフさを残しながらやっていきたいと思っている。
(構成:フリーライター かしわぎ なおこ/撮影:フォトグラファー 渡辺真一/SANKEI EXPRESS)

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2013.12.22 高橋大輔から受け取ったもの
私の中で今も「The Long And Winding Road」が鳴っている。
うっかり気を抜くと虚脱状態になってしまう。
大ちゃんがソチに決まって、ホッとする気持ちでいっぱいになってもいいはずなのに。
あの日の大ちゃんが思い浮かぶたび、まだ泣けるという
一言で言うならば。

あの日、「高橋大輔」から受け取ったものが私のキャパをはるかに超えるものだった

ということなのだろう。

「負けてなお強し」と産経が書いてくれたのは去年の全日本だったか。
私にとって、去年も今年も「高橋大輔」の全日本だった。
心の一部を持っていかれたまま、もう三日だ。

最後の全日本」を読み返すと、哀しくてさびしくて泣いただけの記事になっている。
「高橋大輔」の最後がこんなことでいいはずがないと、ただただ哀しくて。
こんなことになるなら、ニースのワールドでは勝たせてあげたかったと今更ながらに切なくて。
そして、「高橋大輔不在のフィギュア」がリアルになった寂しさは予想をはるかに超えるもので。

高橋大輔の代わりは高橋大輔以外にはないのだと改めて思ったGPファイナル。
だけど、あの時は「欠場」だったんだよね。
今のフィギュアはのめりこむにはしんどくて、ほとほと疲れて、そんな日々とも大ちゃん&真央ちゃんの引退とともにすっきりお別れ。
その時を迎えたら、ホッとする気持ちも少しはあるかなと思っていたけれど、「高橋大輔不在」の大会が続いていくこれからは想像をはるかに超える寂しさで私を打ちのめした。

そんなこんなで、ものすごく悲しくて、さびしくて、混乱していたけれど。
泣けて泣けて、頭がガンガンするほど泣きながらも、ビートルズメドレーが鳴りやまず。
大ちゃんの演技が思い浮かぶたびに、また泣けて。
自分でもどうしてこんなに泣けるのか、おかしくなるほどだったけれど。
あの日、「高橋大輔」から受け取ったものがそれほど大きかった、ということなのだと今は思っている。

多くのスケーターが口にする観客やファンへの「感謝」の気持ち。
もちろん、リップサービスとは決して思わないけれど。
どれだけファンが演技前に声援を送ろうと、いったん演技が始まれば、そこはスケーター個人の世界のものであって、観客は「観客」に過ぎず、根本のところではスケーターとファンは片思いの関係だと、私は思っていた。そういうものだと思っていたし、もちろん、それをさびしいとも思わなかった。

でもあの日。
あのすごい大歓声の中で、私の声は大ちゃんに届いたと確かに信じられたし、大ちゃんから確かに「愛」を受け取ったと信じられたのだ。
あの広いさいたまアリーナの400レベルのC席の、天井に手が届きそうな隅っこの席にいた私にさえ。

もちろん、それは、「高橋大輔」というひとりのスケーターと「観客あるいはファン」としての集合体としての関係なんだけれど、あの時、私は「集合体のなかのひとり」ではなく、「1:1」で「高橋大輔」からの深い愛を受け取ったと思えたんだよね。

あはは。
おめでたい?

うん。
どんだけ図々しい思い込みなんだよと笑われるかもしれないけど。
そう信じることができた私は、あの日、まちがいなく、とても幸せなファンだった。
あの日のあの心の震えを私は一生忘れないだろう。


六分間練習の時から、私の涙腺はかなりヤバくて。
氷の上の大ちゃんを目にしっかり焼き付けたいと思うのに、ぼやけてきて。
だけど、途中から、涙の「質」みたいなものが変わったのが自分でもわかった。
声をもらさず泣くのが苦しいほどの。
まさに、ああいうのを「心が震える」というのだろうというような。

後に記事で、「ミスを重ねるごとに、これが最後の演技だという気持ちが湧いてきた」という大ちゃんの言葉を知ったけれど、もしかしたらそれは、三回転の失敗が続いて、大ちゃんの中で「競技」ではなくなった時と重なるのかもしれない。

「オレのスケート人生、ここで終わるのか。本当にここで終わるのか。」
それは天に向かって慟哭するような哀しみだっただろう。
どうしようもなく全身が哀しみにどっぷりとつかりそうでありながら、底から伝わってくる深い深い「なにか」。
それは「愛」とよばれるもの・・・だったと思う。
ものすごく陳腐な表現になって、書くのも恥ずかしいんだけど。

録画しておいたものを家で観たら、終わった直後の大ちゃんの笑みが哀しくて、きれいで、あまりにも透徹されていたて、また泣けた。

「アスリートでありアーティスト」。
スケーター高橋大輔を表現するのによく使われる言葉。

あの場面で二回目の四回転に思わず挑んでしまう大ちゃんはどうしようもなく「アスリート」で、その悔しさは私には想像もできない。
でも、終わった直後のあの笑顔は「アーティスト」のものに見えた。

「ジャンプの失敗はあったが、得意のステップなどで観客を魅了した。」
新聞記事なら一行で終わってしまうだろう演技かもしれない。
今の採点システムでは、得点には結びつかないこともわかっている。
得点で表せるものでもないんだろう。
「オリンピックはないんだな」と大ちゃんが思ってからのあの演技は「競技」ではなくなった。

私は感性が鈍いので、「芸術」というものがよくわからない。
美術館に行っても、「名画」とよばれているものをなんだかわかったような顔をしてみているだけだ。
でも、今まで、偉人伝や誰かの言葉や本やマンガ(←あくまでオタク脳ですみません)でしかしらなかった「芸術というものに心が震える」「絵あるいはバレエを観て、何かに打たれるほどの衝撃を受ける」(←マンガだと主人公が白目になったりするあたりか)ということを初めて本当に理解できるような気がした。
このヒト、なんかまた、おっきいこと言ってるなあって呆れられるかもしれないけど、いいの。本気で思ってるから。

そして、これ以外のプログラムではああも最後まで滑りきることはできなかったかもしれないと思う。
「感謝の気持ちを伝えたい」。
大ちゃん自身がそうローリーにリクエストしたというこのプログラムだからこそ、「助けられた」。

実は、私は、10月のジャパンオープンで、大ちゃんのフリーのお披露目を観ている。
その時の私の偽らざる感想は「オリンピックシーズンを戦うには弱いのではないか」。
男子も女子も「曲に助けられる」ようなプログラムが多く、ガラスのハートと呼ばれた時代をもつ大ちゃんがオリンピックシーズンに自分の心臓の音さえも聞こえそうなこの曲を迷わず決めたことに「ホントに強くなったんだなあ」と妙な感慨を持ったけれど、オリンピックシーズンを戦うプログラムとしては不安の方が大きかった。
でも、もちろん、大ちゃんが迷わず決めて、自分でも「気に入っている」というプログラムだから、シーズンを通してどうなっていくのか、この日、そう思った自分の気持ちがどう変わっていくのかも、見極めていこう、なんてのんきに思っていた。

「そんなオマエは豆腐の角にアタマぶつけてなんとやらだよ

って感じです。

全日本の直前スペシャル。
フジにしては珍しくいい出来だったけど、中でも印象深かったのが長光コーチが語った中学生の頃の大ちゃんのエピソードで。
遠征先のロシアかどっかで、大ちゃんがおばあさんの後をついていっていて、どうしたのと聞いたら、おばあさんが横断歩道を渡り切れるか心配でついていった、と答えた。こんなに優しい子が世界で戦えるのかと思った、という内容だった。

本来は、おとなしくて、繊細で、「自分はダサい」病の呪縛にかかっている大ちゃんがリンクの上で一転して魅せる顔も「高橋大輔」の魅力ではあるけれど、大ちゃんの本質は「優しさ」なんだなと改めて思った。
だからこその、ビートルズメドレーで「らしい」プログラムなんだと。

全日本での演技はもう二度とない演技だろう。
あれほどの悲痛な大ちゃんをもう二度と見たくないと思う。
けれど、あの日。
あれだけの思いをして。
大ちゃんとローリーが作り上げたあの「愛」のプログラムに、「魂」が入った。
と思う。

だから。
ソチで。
最高の大ちゃんを観られると信じている。
そして、その時は哀しみではなく、喜びが、大ちゃんの溢れるほどの愛とともにあることを信じている。



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テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

tag : フィギュア

大ちゃん、行け!
すべての人の。
すべての思いを背負って。
行け!

歓声と涙で埋め尽くされた22日の夜から丸一日経って。
大ちゃんは、すべてわかっているという顔をして、そこにいた。
もうこれ以上ないほどに折れていた大ちゃんは、もう、ぜったいに折れないだろう。

今シーズン、「自分には気持ちが足りなかった」と繰り返していた大ちゃんは、
この全日本でたくさんの人の気持ちをそのすべてで受けとることになった。

大ちゃんをソチで観ることができる。
それも、今までで一番の大ちゃんを。

一ファンにはただただそれがうれしく、ありがたく。
感謝の気持ちでいっぱいです。



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最後の全日本
今、深夜1時40分過ぎ。
いまだかつて見たこともない長蛇のトイレ以外は狭い座席に座りっぱなしの8時間。
疲れているはずなのに。
泣いて泣いて、アタマががんがんするくらいに泣いて。
それでも眠れる気がしなくて。
あ、私にはブログがあったんだと、自分の思いを吐き出すためだけに、久しぶりにfc2を立ちあげた自分勝手で不義理なドサンコです。

前回の記事がなんと夏。
もう何回目だよというくらいの「ぱったり音信不通」の間、海よりも深く広い心で応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。

全日本フィギュア。
この二日間、観戦してきました。

今日-もう日付は変わってしまいましたが-。
会場から溢れ出した大勢の人の流れの中で。
大ちゃんの最後の全日本。
表彰式で、大ちゃんを拍手と歓声とエールで包み込みたかった。
私のフィギュア生活もこれで終わりかなあ。
そんな思いが込み上げてきて、涙が零れ落ちないようにどうにか我慢して、帰ってきました。
(おかげで、新都心の駅でちがうホームに下りてしまった・・・)

家に着いて、「大ちゃん、ダメだった・・・」とオットに報告した瞬間からぽろぽろ。
録画の演技を観て、泣き。
インタの映像に、また泣き。
湯船の中で、泣いて泣いて。
お風呂からあがって、長光コーチの涙の記事に泣き。
(大ちゃんが見たかったのはこういう涙じゃないよぅぅぅぅ・・・)

いや~こんなに泣いたのはいつぶり?ってくらい、泣きました。
家族以外の人のことで、ここまで泣いたの初めてです。

三人目が大ちゃんになるのか、小塚くんになるのか。
ソチへの三人。
後味悪くならずに、もめずに、誰もが納得する形で決まればいいとずっと思ってきたけれど、こうなってしまった。

私はやっぱり大ちゃんに行ってほしい。
世界ランク三位で、GPファイナルの出場資格も得ての今シーズン。
国内大会の今日が最後だなんて、かなしすぎる。
大ちゃんがいないソチなんて、さびしすぎる。

どちらに決まっても、どちらかのファンに納得できない気持ちは残る。
それならば、選ばれた方は、それを跳ね返すくらいの強い気持ちで、ソチにのぞんでほしい。

大ちゃん。
まだ「終わり」にしないで。
もし、「最後の一人」に選ばれたら。
脚が間に合うなら。
もう一度、「これが高橋大輔だ!」っていうところ、みせて。

私も「フィギュア生活も終わりだなあ」なんてうっかり思っちゃったけどさ。
ジャッジに怒り狂ったり、自分のなかでとぐろを巻くブラックで理不尽な気持ちと戦ったりさ。
そういうの、もう、ほとほと疲れちゃって。
ISUと日本スケ連にお金を貢ぐのも今シーズンまでと、ずっと前から決めてたけど。
テレビでちょっと観ようかなくらいの、ライトなフィギュアファンに戻るのは、もうちょっと先のはずだったんだよ。

そして。
もし。
今日、大ちゃんの名前がコールされなかったとしても。
私の中で、「高橋大輔」は唯一無二のスケーターです。
「高橋大輔」のいる時代をリアルタイムで応援することができて、本当に幸せだとこれからもずっと思うよ。

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↑「鼻水かと思ったんですけど、さわってみたら赤かった」にちょっと笑った。やっぱり大ちゃんだ。
そして、9割方の人が「一回にしといて!」と願う中、やっぱり、四回転を二回跳んじゃう大ちゃん&「一回にしたらよかったのに」と後でいう歌子先生。「リンクに上がる前に、そこはきっちりしといてぇぇぇ!」と思うけど、それがチームD1SK、なんだよね。うん。


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